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催涙スプレー メース ポケットモデル 80141 (mace pocket model)

無色・透明な溶剤を使用した催涙スプレーです。 Triple ActionはOC、CN、UV塗料をブレンドした最強のMixガスです。

内容量: 約11g
本体重量: 約33g
製品サイズ: 約8.3cm (高さ) x 2.5cm (底) x 3.8cm (ヘッド部)
飛距離: 約3m
噴射パターン: 一直線(ストリーム型)に噴射
噴射ガス: 窒素


Maceの製品の中でも世界中で一般の消費者に最も人気があるのが トリプルアクションを使用したモデルになります。 トリプルアクションはOCガスとCNガス、それぞれの長所をブレンドした溶剤に 犯人識別用塗料(UV-DYE)を加えて無色透明なフォーミュラに仕上げています。 一般的に催涙スプレーに使用されるOCガスは強いオレンジ色をしています。 そのため、噴射した溶剤がカーペットやカーテン、あるいは壁紙や天井などに 付着すると、掃除しても色素を取り除くことは出来ません。 それは強力な染料を噴射すると考えても間違いではありません。 室内で噴射すると、当然の如く壁紙は貼り換えが必要となり化粧壁は塗り替えが 必要になります。 特に繊維質の物、例えばカーテンや色の薄い物の殆どは廃棄処分となるでしょう。 それに比べて無色透明なフォーミュラを使用しているメースのトリプルアクションは 色付きの催涙スプレーと比べると事後の清掃が遥かに楽になります。 多少のシミが残る可能性はありますが、色素が残らないので乾いてしまえば 見た目にも分からなくなります。 またポケットモデルは液化ガスと異なり圧縮ガスを使用している為、最大で1.0MPa(35℃)まで充填が可能です。 力強く噴射すると水鉄砲のように相手に向かって一直線に飛んで行きます。(約3m)

さらに溶剤が拡散しないので二次被害を抑えることが可能です。 扇状に広がって噴射するタイプ(コーン型)は粒子が細かくなるため、屋外では風の 影響も受けやすくなります。 トリプルアクションを使用したポケットモデルは屋外でも屋内でも場所を選ばない 最適なモデルと言えるでしょう。 JR東海やJR東日本がメースのトリプルアクションを採用する理由がここにあります。 間違って噴射した場合でも、教室内を汚さないことや後始末の容易さを考慮して 多くの小学校・中学校などを含めた教育委員会の入札の他、保育園や大学でも 防犯用品として装備されています。またカラーボールと共にMaceの催涙スプレーを設置されている郵便局もございます。

店長の見解
この機会に国内サイトでも数多く記載されている辛さについて触れたいと思います。 一般市場で販売されている催涙スプレーの殆どは200万SHUのOCベースを 使用しています。 メーカーによってブレンドする割合が違ってきますので製品となるフォーミュラにも多少の濃度の違いが発生します。 辛み成分を代表するカプサイシンやジヒドロカプサイシンを計測するにあたって 特別な研究所も有名な試験所も必要ありません。 昔と違って、現在では辛み成分の計測には液体クロマトグラフィーを用いることで、かなり正確な値を得る事が出来ます。 弊社では濃度試験を全国にある地方独立行政法人産業技術センターで 行っています。 その他にも食品分析センターや、液クロがあれば大学の研究室や一般のラボでも 計測は可能です。 但しカプサイシンとジヒドロカプサイシンの計測基準品を持っているところは 少ないようです。 計測基準品が無い場合でも2つの製品の試験結果から濃度差を比べる事は 可能です。 ベアメースを例にとると試験結果はカプサイシンが1.6%、ジヒドロカプサイシン1.5%と市販されている200万SHUベースの催涙スプレーとしては市場でもっとも辛み成分が高い製品です。 この場合、製品を浴びることで実際に違いが分かるかと言えば、まず分かりません。店長はスプレーの廃棄も行います。まことにありがたくない話ですが、その時に 誤ってスプレー溶剤を浴びることが少なくありません。 人間の目は痛みに対して非常に敏感で、目の中に睫毛や小さなゴミが入っても 大きな痛みを感じ時ます。 そこに唐辛子を吹き付ける訳ですからとんでもなく痛いのは当たり前です。 その時にカプサイシン濃度に違いがあっても、その違いを感じることが出来る人は まずいません。 弊社ではマグマに500万SHUベースのOCを使用しています。 原液はカプサイシンが16% 、ジヒドロカプサイシンは9.8%で製品濃度は カプサイシンが8%、ジヒドロカプサイシンは4.3%と世界で一番辛み成分が 高い製品に仕上げています。 販売して1年以上が経過して、その間に多くの方から溶剤を浴びた例も多数 報告されていますが濃度差による痛みの大きさや違いが判った方は一人も いません。 通常は溶剤が目に入ったら即座に水ですすいで洗い流します。 洗ってしまえば200万SHUベースも500万SHUベースもほぼ同じ時間で取り除く事が 可能なので、違いが判らないのも当然です。

では直ぐに目を洗わなかった場合に違いは発生するかと言えば、目に限ったことを言えば それ程違いは無いと考えられます。人間の目は異物が混入した時点で、異物を排出しようと即座に涙が溢れ出てきます。もちろん大きな痛みは伴いますが、この刺激による生理現象でOC濃度は一気に薄まりますので濃度差、特に200万SHUベースや500万SHUベース程度の痛みの違いが判らないのは当然かと思います。一度でもスプレーを浴びた人であれば必ず 体感いたしますが、人間は痛みにも慣れますので約10分から15分もすると目は薄っすらと見えるようにもなるし、反撃することも可能になります。その為、スプレーを浴びせた後 はすぐに逃げる必要があります。催涙スプレーが飛び切りの痛みで相手にダメージを与えることが出来るのは最初の10分間と知るべきです。どんな濃度であれ等しく催涙スプレーの護身用品としての価値は最初の10分間のみが全てと断言できます。その後の痛みは十分に我慢できますし自身の意思で動き回ることも可能なので、1時間が2時間の間、我慢可能な痛みが継続しても意味はありません。 他社のホームページで見かける文言でイメージだけが先行してインパクトが強いものの中には濃度が高いと2時間も3時間も長い間、効果が続くと記載されているようですが、鵜呑みにすると危険です。催涙スプレーを使用する者は、浴びた瞬間の痛みと、10分後の痛みには雲泥の差があることを知っておいてください。

熊用のスプレーであっても噴射時の濃度の違いによる効果の違いは全くありません。あるとすれば体毛に付着したOC溶剤を後々に舐めた時に痛みを伴うので、人間が噴射するスプレーは痛い物だと再度、学習効果が得られるかもしれません。その場合のみはOC濃度が高い方が体毛に付着する残留効果も僅かに高いかと思います。実際には残留OC濃度の効果の違いは検証されていませんので、それほどの差があるとも思えません。熊と対峙した時に 使用するスプレーは濃度0.6%でも20%でも問題はありません。

店長の見解 その②
催涙スプレーの多くは海外から輸入されていますが、日本の法律で定めるガス圧は 一般に海外のスタンダードとされるガス圧より低くなります。 その為、アーマージャパングループで輸入する製品は日本のレギュレーションに 則したガス圧にて製造された物を輸入しています。 HFC-134a等の液化ガスを使用している物であれば0.8MPa未満でなければ なりません。 そのためには推進剤となるHFC134aも噴射溶剤となるOCフォーミュラも減圧に則して 減らす必要があります。 仮に中身のOC噴射溶剤がアメリカで販売されている物と全くの同量で推進剤となるHFC134aのみを減らした場合は、重いOCフォーミュラを通常より減らした推進剤で噴射することになります。 この場合、噴射距離は極端に短くなりますし噴射溶剤のOCフォーミュラを最後まで 噴射する圧力が足りなくなるので噴射後も缶に溶剤が残ることになります。 国内の法律に則った0.8MPa未満のガス圧で缶の中身を全て噴射するためには バランスよく推進剤となるHFC134aも噴射溶剤となるOCフォーミュラも 減らす必要があります。 このあたりはメーカーのケミストが調整します。 このような経緯から輸入業者が催涙スプレーを購入する際には減圧が可能な メーカーから直接購入する必要があり、同様の理由で量販店や代理店から 購入する事はほとんどありません。 減圧されていない商品を購入すると、後で強制回収や強制廃棄に巻き込まれる 可能性が発生します。 アーマージャパンが取り扱う製品はガス圧を管理した物になります。 安心してご利用ください。

アメリカで上場しているMace(メース)ブランドは海外ではもっとも広く知られた催涙スプレーメーカーです。それは世界各国の軍隊や警察に長く使用されていることでも有名ですが、特に法執行機関が使用するスプレーとしてメースが採用されてきたことにあります。刑務所や特殊警察、警備会社を含めたプロフェッショナルユースの信頼ブランドとして一般の人にも広く知られています。今ではメースの単語は催涙スプレーを意味する同義語となっています。

メース社の製品は、JR東海やJR東日本のほか、小学校・中学校などを含めた教育委員会の入札の他、保育園や大学でも防犯用品として装備されています。またカラーボールとともにメースの催涙スプレーを設置している郵便局もあります。
●最近ではJR東海様の女性職員用の護身スプレーとしてメースのポケットモデルが選ばれ全国ニュースで話題となりました。

ブラックライトを照射したUV塗料

多くの催涙スプレーがOCガスの赤色を噴射しますがメースのトリプルアクションは無色透明です。 その為誤って噴射した場合や屋内外で噴射した場合でも、事後処理が比較的容易にすみます。 無色透明なトリプルアクションシリーズのスプレー溶剤が犯人に付着した場合、肉眼では見えませんがしっかりとUV塗料が付着されています。 この塗料は衣類を何度か洗濯した場合でも完全に取り除く事は容易ではありません。 現場で犯人を取り逃した場合でも、後日犯人を取り押さえることができた場合には当時着用していた衣類にブラックライト(紫外線ライト)を照射すると青色に発色しますので犯人逮捕にも繋がる決定的な証拠となります。

アーマージャパングループでは弊社で購入した商品に限り、期限が切れた未使用の催涙スプレー缶や使用済みで処理にお困りの催涙スプレー缶を有料にて処分いたします。処理費用はスプレー缶のサイズに関係なく1本/200円いただきます。またスプレー缶は中身が漏れないように厳重に梱包し、処理場への送料はお客様にてご負担いただきます。
防犯ショップアーマーにて新規に催涙スプレーを購入した場合に限り、購入本数分は無料にて処理致します(処理場への送料はお客様負担)。
例)新規に5本購入し廃棄分が6本有る場合、処理費用は200円のみ頂きます。(送料別)まずはお電話にてご相談下さい。
他社製品、他社で購入した商品は対象外です。

催涙スプレー メース ポケットモデル 80141 (mace pocket model)

価格:

2,500円 (税込)

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